はまねこ&チー MGぐるぐる日記

2歳目前に小児MGを発症した娘と4歳から吃音の息子、その家族の日々です

チーのかかりつけ薬局

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△ニイニの虫捕り網を持って振り回してます(^_^;)。
 
以前に薬局について少し書きましたが、前回の退院時に、病院前の薬局で説明もなく1時間以上も待たされてヘトヘトになりました。
 
それに懲りて、近所の薬局に薬について問い合わせておきました。チーの薬の中でマニアックなのは「メスチノン」という抗コリンエステラーゼ薬で、小児では分量の関係で大人用の錠剤を粉砕してもらいます。
 
そこの薬局に事前に電話して、診察後に病院から処方箋をFAXしておきました。夕方、チーと子供達を車に乗せて受け取りに行くと「まだ出来ていません」との事。
 
後で聞いたのですが、メスチノンの粉砕に四苦八苦していたようです。始めは乳鉢でスリスリ…でもこれは乳鉢に薬が張り付いてしまって失敗。最終的にゴマなどを粉砕するミルサーでやっとうまく砕けたそうで、受け取りに行った私が「えっと、何時までかかりますかね?」と聞くと、「お子さんを連れて行ったり来たりは大変でしょうから、仕事終わりにお届けします」…と言って、8時過ぎに我が家まで届けてくださいました。
 
ハッキリ言って、始め出来ていないと聞いた時はガックリして(処方箋のFAXから随分時間があったのに…)と思ってしまいました。その間皆さんで知恵を出し合って、初めての薬の粉砕と戦っておられたとは。そういう小さなストレスって、相手の事情をちょっと知るだけで氷解しますよね^_^。薬剤師さんとのやり取りで、大きな病院前の薬局では得られなかった温かさを感じました。
 
確かにメスチノンって、湿気りやすくて独特のお薬なのです。その後もお薬の量が少な過ぎて薬袋に貼り付いてしまう…というトラブルがあり相談した所、乳糖を加えて作り直してくださいました。それからは毎回、除湿剤を入れて袋を二重にして渡してくれます。
 
飲むのが2歳児で、これから毎日なんだなぁ…と、我が家の日常をちゃんと思ってくれるのは、職業という枠を超えた人間らしい優しさですよね。そういう薬局とお付き合い出来て幸せだなーと言うお話でした^_^。