親子入院で差し入れしてもらって助かるもの
さて、この記事は「図々しいかなー」と迷いつつ、でも同じお金を使うなら喜んでもらえる方が良いよね…と思い直して書いています(笑)。
まず、知っておいて欲しいのは、付き添いママは野菜不足&運動不足の不健康な自分の生活をとても心配しているという事。自分が倒れてしまったらどうなるのか?とか(子供の病気によっては)いつまでここにいる事になるのか?など…。なので、食べ物や飲み物なら出来るだけ身体に良さそうな物を送った方が喜ばれると思います。
それから、検査があったり、子供がぐずっていたり…なかなかタイミング良く食べられない事も多いです。病室の冷蔵庫は小さいですし、やむを得ず賞味期限が切れてしまって食べ物を捨てなくてはいけない時の罪悪感はすごく大きいので、なるべく日持ちする物を選ぶといいでしょう。
それから、病室を訪れる際は、検査が入っていたり、面会自体が難しかったり、付き添いを代わってもらってる事もあるので、「○月○日の10時頃、顔を見に行きたいんだけど大丈夫かな?」、「○月○日の午後なら何時頃の都合がいいかな?」などと具体的に確認を。
また、「欲しい物があったら言ってね」と言われてもなかなか思いつかないので、例えば「夕飯を差し入れしたいんだけど、今日明日に食べるならお惣菜を見て来るし、明日以降になりそうならレトルトを見繕うよ。何か食べたいものある?洋風、和風など教えてねー」とか。「焼きたてパン屋さんに寄るよ。リクエストある?」とか、具体的に答えやすいと嬉しいです。
近所に実家などある場合は、手作りの夕飯おかずが届く事もあるでしょうが、頼れる家族がない場合はそういう家庭の味が恋しい方もいると思います。無性にマックが食べたくなる人だっているかもしれません(笑)。それぞれが欲しがっている物を届ける工夫があるといいですね。私が付き添いグルメをしていると知って、色んな調味料を持って来てくれた方がいてとても嬉しかったです。でも、作っていない人に、こだわりの麺つゆや甘酢、増えるわかめちゃん、ミニサイズのごま油を届けても「?」ですからねー!
下に、私が嬉しいなーと思うものをリストアップしてみました。入院するママの顔を想像しながら選んで下さいね^_^。そのママのお家でどんな飲み物が出て来たかとか、ランチの好みなどを考えると、結構ヒントになりますよー。分からなかったら無難なものを選んでおきましょう。
食べ物編
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野菜たっぷりのレトルトお味噌汁
(旨いんですよ、今のお味噌汁!フリーズドライの物など、とっても重宝しました。せっかくなら沢山入ったものより、1個ずつパックで幾つか種類がある方が嬉しいかな)
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ちょっと高級なレトルトカレー
(麺類にもかけられるし、食べられなくても持ち帰れるし…相当お世話になりました^_^!)
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レトルトご飯(雑穀、麦ご飯、白米などなど)
(いくつかいただきましたが、本当に助かりましたー!)
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カップ春雨、野菜たっぷりのカップスープなど
(色んなバリエーションがあります。スープ代わりに、簡単なお昼に…重宝!)
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プライベートブランドなどのレトルト食品
(賞味期限が少し長めのお惣菜など…冷蔵保存じゃなくても大丈夫なもの。身体に良さそうな物を選んだ方がいいでしょう)
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高級ふりかけ
(お腹が疲れた時にはお茶漬けにもなります)
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パンなど
(思ったように食べられない事も多いです。一週間位賞味期限があるものが無難かな)
飲み物、お菓子など
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ティーパック
(ママの趣味に合わせて。バリエーションがいくつかあると嬉しい)
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コーヒー
(スティックコーヒーなどの甘い物は結構好みが分かれる所。私は飲み物で甘味料バリバリの甘いのはすごーく苦手です。コーヒー好きな方にはドリップコーヒーなどの方がいいかも)
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身体に優しい甘味料
(小袋に入ったてん菜糖とか黒糖など。ちなみに私は羅漢果の甘味料を買っていました)
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野菜ジュース
(小さいサイズの物が何本かあると嬉しい。付き添いグルメには欠かせないアイテム☆)
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ペットボトル飲料など
(好みが曖昧なら、お茶やお水が無難。果汁のものなら100%を選んだ方が良いかも)
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お菓子
(ほぼ親子で部屋にこもるので、大袋は食べ切れません。個包装のチョコや、塩気の物はじゃがビー、じゃがりこ位のサイズが丁度いいかな。冷蔵保存の物はよっぽど好きだと確信出来るならいいですが、すぐに食べられない事も多いのでちょっと難しいかと…。無印の小袋お菓子はオシャレで美味しいのでお土産にちょうどいいかも)
ママの娯楽
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雑誌
(クロスワードをもらった事があって…普段全然やらないのですが、結構楽しみました^^。オレンジページなどの主婦雑誌は無難です。本が好きならダ・ヴィンチ、料理が好きならレシピ本も良いでしょう)
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本
(結構本は高いので、貸してくれたのが気楽で嬉しかったです)
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手帳(日記代わり)
(長くかかりそうな場合、日記風の手帳は症状など書き込めて重宝 。100均などの小さなペンケースに、何色かペンを入れてあげたら嬉しいかもー)
子供のお土産編
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子供の雑誌(キャラクターものなど)
(オマケの作成が大変すぎるのは避けましょう!)
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本
(個室なら童謡のうたの本など。大部屋ではNGです。年齢に合わせた絵本、迷路の本、ミッケ、クイズやなぞなぞの本。読書好きな子なら何のシリーズが好きか聞いて、最新刊を持って行くと嬉しいかも(持ってないかチェックしてね!))
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おもちゃ
(ベッドは狭いです(^_^;)。場所を取らないものに。女の子ならおままごとセットやシール遊びなど、男の子なら好きなキャラクターのフィギュアが何体かあると、自分で両手に持って戦って遊びます☆100均のカゴなどにひとまとめにしてあると助かるかな。)
※男の子ママのsawaさんからアイデアいただきましたー^_^。ありがとう!
(レゴブロック。音がうるさいので、箱に緩衝材のプチプチを貼ったそうです。なるほどー!)
ちなみに、こういうおもちゃ類、私はお古でも全然気になりません。チーも、親戚のおばさんが持って来てくれた、従姉妹のお古のシルバニアとぽぽちゃんをとても喜んでいました^_^。
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お菓子、食べ物など
(果汁100%のゼリー、小袋(4連とかで売っている…)のお菓子など。虫歯を気にするママもいるので、甘過ぎる物や身体に悪そうなスナック菓子は控えましょう。小さい子供の場合、チョコなどは食べさせていないお家もあるので避けた方が無難です。キャラクターのふりかけも重宝しますよー)
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Tシャツ、パジャマなど
(好きなキャラクターが分かっていたら着替用に喜ばれます)
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マスク、ティッシュカバー、室内履き、ポーチなど
(これも好きなキャラクターの物があったら…)
付き添いを代わってもらえる環境なら、病院近くのショッピングセンターなどで一緒にランチが出来ると喜ばれます。入院中は看護師さんや先生としか話さないですからね!色々雑談出来るだけで、気持ちがスッキリします。
それから、これはオマケの「パパに贈る、付き添いママに言ってはいけないNGワード」です^_^。これを言われてカチンとこないママはいないでしょう。付き添いはとてもストレスのかかる時間です。子供のパパとして、ママのパートナーとして、一緒にピンチを超える気持ちをちゃんと伝えましょう。
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ベッドで1日何してんの?
(看護師さんと話し、先生と相談し、子供の相手をしてるんです…!暇だわーとママ本人が言うのは良いですが、人から、暇だよねーと言われると腹が立つので注意!)
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寝ればいいじゃん。
(こうこうと電気がついたベッドで、子供が昼寝したってなかなか寝られるもんじゃーありませんよ!疲れた、と言われたら「そうだろうね、大変だよね」と言ってあげましょう)
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子供が寝てんなら外出すればいいじゃん。
(いやー、これもなかなか!売店に小銭を持って走る位が関の山ですぜ、旦那!それを言うなら「看護師さんに、寝てるからちょっとお願いします…って頼めないの?」と言われた方が腹が立ちません)
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どうせ俺じゃダメだからな。
(そんな事言わずに…ダメもとで代わってあげましょうよー!「多少泣いても死ぬこたないだろ?俺も頑張って抱っこしとくから外で買い物でもしてゆっくりしといでよ」と言われた方が嬉しいでしょう。ちなみに前の入院で同室のパパは双子のうちの一人が入院でした。もう一人と年子の上の子供を奥さんが家で見て、付き添いはずっとパパ。たまに「ママー」とギャン泣きされて「そりゃママがいいのは分かっとる!でもしょーがないだろ、パパと寝るんだ!」と頑張っていましたよ。そうです、やってやれない事はないのです!)
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太った?
(言語道断…!野菜不足&運動不足はママだって気にしているんです。座って出来るストレッチを教えてあげたり、野菜たっぷりの差し入れをしてあげましょう)
入院生活はいつか終わりますが、夫婦生活は終わりません。ピンチの時の心ない言葉は、決して消せない傷になっちゃいますから気を付けましょうね!お互いが、お互いの事を大変だと思えたら喧嘩になりません。俺の方が大変、いいや私の方が!というのは、答えのない堂々巡りですからねー(笑)。