はまねこ&チー MGぐるぐる日記

2歳目前に小児MGを発症した娘と4歳から吃音の息子、その家族の日々です

5歳、ゲーム欲しい光線との戦い…

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△図鑑を見ながら一緒にお絵描き。水彩で塗って仕上げに色鉛筆を持たせたら、いきなりぐわーっと塗り出して…。せっかく?まとまってた亀の芸術が爆発しちゃいました(^^;)。

 

我が家にはゲームがありませんが、最近5歳(年長)のそう君から、激しい「ゲーム欲しい光線」が出ていて、私をぐるぐると悩ませています。次世代のカルチャーとして、ある程度は認めてあげないといけないなぁ、と分かってはいるのですが、一度持ったらもう戻れないんじゃないか…と思うと、うーん、と悩んでしまいます。

 

でも彼が(しきりに(笑))言うように、Wii3DS共に身近に持っている友達が多いんです。親たちもファミコン世代だったりしますし、CMのように親子で仲良く対戦している家庭もあるのでしょうねー☆幼稚園の帰り道にゲームを持ったお友達で集合!という日があると、皆さん気を使ってくれてお誘いを受けない(やっぱりもめるのですよー、やり方あまり知らないし…)ので、どうにかごまかしながら家に連れ帰ったり。そして一緒にお絵描きしたのが上の絵です(^_^;)。

 

ゲームのある子達がそれで遊ぶ為の集まりに、無理矢理付いて行った事もありますが、鈍感な私から見てもアウェー感がスゴくて…。お友達はみんな優しいから貸してくれるんですよ^_^。ただ、やっぱり分かんないですよね、使いたいばかりでルールも守れないし。結局分かった同士じゃないと上手く遊べないんです。上級生の遊び場にチビが紛れ込んじゃった…みたいな感じ?そこが外遊びと違うところかなーと思います。男の子ってアイテムで遊ぶから、持たない人は入れない世界になりがちで、それがとても低年齢化してるんでしょうね。

 

何がそんなに引っかかるのかしら。私は読書が趣味ですが、昔から本を読んでて夢中になるあまりに眠れなくなったりします。それが本なら許せて、ゲームならなぜダメなのか。目に悪いのはやり過ぎたらどっちもどっちな気がしますし…。バーチャルな世界をウソだとは思っていません。現にSNS(私の場合は主に患者の会のLINEの皆さん)での繋がりを「しょせんバーチャルな友達でしょ、そんなのウソじゃん!」と決めつけられたら…それは違う、と言いたいし。

 

うちは4兄妹でしたが兄と弟は見事にはまり、ロールプレイングゲームの呪文が至る所に書いてありましたが、私と妹は全くはまりませんでした。だから結局、共感が出来ないんですよねー、楽しさに。でもそれって、本を全く読まない人から「本なんか何が楽しいの?ただの字じゃん」と言われるのと一緒なのかなー、とぐるぐる。

 

全部完成された世界観が与えられちゃうのに抵抗があるのかな。余白が無いというか、常に新しくないと付いていけないような。あぁ、それに子どもの玩具にしては高すぎる!ってのもあります。一体どんなタイミングで買うんだ??誕生日やクリスマスのプレゼントに3万円超すって…。買ってよー、いいよ!という値段じゃないぞー。祖父母からの入学プレゼントとかなのかしら。

 

それに、無かったら無いで遊ぶんですよねー子どもって。我が家はジュースもゲームも無い家として定着しています(笑)が、ベッドの部屋を隠れ家にして、友達と割と楽しげに遊んでいます。新聞紙を丸めて剣にして、各自にマークをデザインして配ってあげたら、それだけで大興奮…!昔みたいに家の前で遊び回れない現代の環境では、ゲーム無しの世界に付き合う大人達にもちょっと工夫が必要なんですよね。持っていないのは惨めな事じゃないと教えるのはなかなか難しいです。ただ、UNOやトランプやお絵描きを一緒にやってあげるだけで、結構喜ぶんですよね。モノより思い出、って何かのコピーにありましたが、そういう時間を共有するのって、大人にとっても大切なんじゃないかしら。

 

そう君には悪いけど、そんな家があっても良いかなーとも思っていて。10月のそう君の誕生日と12月のクリスマスに、我が家で再び燃え上がりそうな話題です(^^;)。さぁ…泣かすような一方的な我慢じゃない形で納得させられるかなー?