はまねこ&チー MGぐるぐる日記

2歳目前に小児MGを発症した娘と4歳から吃音の息子、その家族の日々です

ママがコロナに感染したら 〜自分の身体を過信しないで!!〜

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△私たちも連れてってもらえるんでしょうね?のふたり。会いたいなぁ!

 

みなさん、こんにちは。先日から続いて…コロナ療養中のホテルからお届けします!今回はチーの翌日に陽性がわかった40代後半の私のケース。

 

さて。チーに陽性の診断が下りた時、久々に震えました。世のお母様方、みなさんそうだと思いますし、子どもに基礎疾患があったらなおさら。(自分に移ったらどうしよう?)より(ヤバイ!これ、子ども大丈夫か??他のきょうだい、旦那…)と、子どもと家族の心配が先に来ますよね。

 

しかし、我が家の場合を言えば、世間の例に漏れず「子どもが持ち帰って陽性の本人元気→周りの大人が大変」のパターンでした。心配で心配で仕方なかったチーは一度熱が上がっただけで、あとは文字通りの風邪症状。

 

私も陽性をもらいに行った日はほとんど症状がなく、普段ムダに健康だし予防接種の副作用もほとんど出なかったこともあって、正直言って舐めていたのです。

 

そして、あくまで「基礎疾患を持った免疫を下げているコロナ患者の子ども」のために、付き添う親の立場でホテル療養に入りました。それが、その日のうちに夕方どんどん熱が出て来て…頭痛と咳き込み、滝のような鼻水と鼻詰まり!

 

あれ?こんなはずじゃ??…

 

「風邪みたーい」なんて、とても笑えないほど症状のオンパレード!特にしんどかったのは咳き込みと頭痛。家から前に処方されて飲み残していた咳の薬とカロナール、イブくらいの頭痛薬をちょっと持って出ていましたが、まさかこんなにしんどくなるとは。

 

食事をする度に、飲んだことない量の鼻の薬を飲み、鎮痛剤を飲み、解熱剤を飲み…。ホテルで解熱剤を飲むには、看護師に連絡を入れる必要があります。時間きっかりに検温と酸素飽和度を測るので、薬で熱を下げてるかどうかが重要なのです。

 

2日目には39度5分くらいまでうなぎ上り、足元がフラフラ、咳は止まらず、頭痛もやまず…。解熱剤を使っても38度台から下がらないし、鼻詰まりと頭痛が酷くて眠れないし。ここはもう、病院に連れてってもらおう、と看護師さんに相談しました。

 

そして、次の日。病院につないでもらって、フラフラしながらタクシーに乗車。駐車場にてタクシーに乗ったまま1時間以上待たされ、CTを撮ってもらうために外階段を3階まで上り。結果、肺炎には至っておらず、一安心!夜寝る前の鼻詰まりが酷くて眠りが浅いこと、咳が始まると止まらなくて頭痛が止まないことなどを相談。薬を出してもらって、帰宅。

 

肺炎じゃなかったことに安心して、新しく出された薬をザラザラ飲み、夜は点鼻薬を躊躇いなくブッ込み、久しぶりに熟睡できました。

 

そして、4日目にしてようやく、熱が下がって咳が治まってきました。咳が治まると頭痛が楽になります。点鼻薬が効くと、寝付けるようになります。このように、鼻・喉・頭痛の負の連鎖が一つずつクリアになり、身体は大変楽になりました。

 

ご存知だと思いますが、これはもちろん「軽症なケース」のお話です。ここで私が肺炎を起こし、呼吸器のお世話になって初めて「中等症」になるのでしょう。軽症が軽い風邪だと思っているなら、考えを改めていただいたほうがいいかも知れません。久しぶりにしんどかったですよー、ほんと!!

 

その間、私が世話するはずだったチーは1人でお利口に持ってきたiPadくんに遊んでもらっていました…とさ。

 

子どもがコロナにかかったら…。可能なら、ママとセットでホテル療養を一番にオススメします。とりあえず、酸素飽和度が測れること、もしもの時に相談できる看護師さんが常駐していること、ご飯などの家事の心配をしなくていいこと、残された家族に移さないですむこと。それだけでも、本当に助かります。

 

結果的に周りの家族に移ってしまっていることもあるでしょう。それでも、自分がコロナと戦いながら移さないかの心配をしているのは、かなりのストレスです。

 

もし、私があの狭いマンションであれだけ咳き込んでいたら、どれだけ肩身の狭い思いをしなければならなかったでしょう。菌を撒き散らしているんじゃないか、などと、自分の体調以外に気にしなければならないことがあるなんて、ほんとにゾッとします。

 

家を離れるのが無理なら、ママが陽性になった時点で「もうママは今から動けません」宣言をしましょう。どうか自分の身体を過信しないで!!行政の配食サービスなどを使って、ママはとにかく動かない。家にあるだけの薬を総動員し、枕元にスタンバイ。

 

で、あまりにしんどいなら、ためらわずに保健所などに連絡を。家の事情を説明し、どうしたらいいか正直に相談しましょう。もし保健所で四角四面の冷たい対応をされたとしても、負けないで。もう一つくらい窓口がありますので、そこで相談してみましょう。

 

今回のうちのように、親子一緒なら、共に陽性じゃないと入れないかもしれません。保健所に相談したら、熱が出ていなくても検査している病院などを紹介してもらえます。陽性が出た時点からの話になるので、とにかくダメ元でお子さんも検査してみましょう。

 

身体の中では、コロナという初めての菌と壮絶な戦いが繰り広げられています。ママはでき得る限り横になって、身体が闘うことをイメージして応援しましょう。

 

子どもより、ママがしんどい可能性が大きいです!!そして、しんどかろうが、家にいる以上、ママは頼りにされてしまいます。物理的に家から離れるのは、そういう意味でも楽になれます。

 

ホテル療養に持っていったほうがいいものについては、また今度。