はまねこ&チー MGぐるぐる日記

2歳目前に小児MGを発症した娘と4歳から吃音の息子、その家族の日々です

1800億円もらったら?を妄想してみた

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△「大人でもそんな意味ない事するのー?」と驚いてる(…かもしれない…笑)チー。

先日、たまたま観ていたニュースで、アメリカかどこかで1800億円以上の宝くじに当選した方がいた、と放送していました。

こども達と一緒だったので「もしもらったらどうする?」という、全く意味のない狸の皮算用話になりました(笑)。

息子は「お友達の○○君にプレゼントをいっぱい買って、自分も欲しいものいっぱい買って、後は貧乏な人に全部あげる」。長女は「10億円くらいで、じいじやばあば、いとこ達全員一緒に住める豪邸を建てる。それで、あとは好きなもの買って…あれ?大分余るね、ママ!後は困った人にあげるか」。

そして私は「まぁ5億円位はもらってもいっか。みんなで旅行したいね。それ以外をどう使うか…」うーん…常日頃から妄想癖のある私は、そこから考え込んでしまい、未だ使い道の答えが出ず仕舞です(笑)。高級なアクセサリーにも若い頃から全然興味ないし、家も車も必要以上にいらないし。

色々考えたのですが、本当に困った人にあげる方法が見当たりません。どうやって困った人を捜し出しましょう。捜し出したとしても、生活費に充ててね…って、たくさんの人に少しずつの金額を渡しても、それだと政府が配る○○手当とさほど変わらないし。不公平感のない配当はなかなか困難です。

社会貢献としてどかーん、とどこかに寄付するとしても、一体どこにすればいいのやらすぐには思いつきません。難民の方にしても、中途半端な支援になってしまったら付け焼き刃な気もするし、何より根本的な解決には全くならないよなーと。

かなりマニアックに的を絞った支援ならイケるかな?何しろ困っている人々や問題は、日本だけでも山積している訳で、どこかの誰かを支援する…それはなかなか難しい問題です。

ぐるぐる考えていたら、妹から「トラストは?」とアドバイス。ナショナルトラストといって、イギリスでピーターラビットの作者であるビアトリクス・ポターさんが有名だそうですが、自然保護の為に土地を買い取って保護する活動です。「なるほど!それいいね!」と盛り上がり、今の所それが有力です。

さて、そんな話を旦那さんにしたら、気のない返事が来るかと思いきや「それくらいの金額ははした金にもなりかねないからね。教育はどう?」と思いの外(失礼…笑)まともな返事が来ました。

海外では優秀な若者を育てる為に、お金を持った方が学校に多額の寄付をして返済義務のない奨学金に充てるケースが多いそう。無料で寮生活をしながら好きな勉強を思い切り出来る環境を作っているのです。そして社会に出て、自分が育ててもらった学校に寄付出来るような人間になるのが夢になるそうです。

奨学金をもらってバイトしながら必死で学生生活を経ても、思ったように就職出来ず、ニート生活ではなかなか返済できず、結局自己破産…というケースが少なくない、何ともお粗末な我が国の現実が悲しいですね>_<。

最近こどもの貧困についてとても気になっていたので、ほんとに勉強をしたい子の為の学費のいらない自由な学校を設立するか!と思ったのですが、生活がままならないと通えないかもしれない…それなら全寮制が必要かも?などと妄想は膨らみ、全国に広がりつつある「こども食堂」みたいな形で、マンパワーをボランティアでまかなわないと回らないかぁ!うーん。でも継続しないと意味ないからさ、元手だけあってもいかんわねー、何年かで閉めるくらいなら始めない方がマシな話だもんな。

などと、止まらない妄想のままふと考えたら、あれ?オリンピックの為の競技場いくらって言ってた?始めのプランだと3000億円ーっ?!あれまぁ…政治の世界での1700億円の小ささを思い知ったのでありました(笑)。

やはり、お金で解決出来る事は難しくて少ないものなんですね。って、宝くじを買った事もないのに、よくこんなにぐるぐる考えるもんだ…と自分に突っ込みたい所ですが、ありもしない事を考え出したら止まらないのは若い頃からのクセなのでしょうがないですねー!

もしも話(別名単なる妄想ですが…)には、意外とその人が考えてる本質が見えたりして面白いものなんです。例えば、全員裸ならどうなるか?とか、人間にも完全なる繁殖期があったら?とか、大人にもぐずりや反抗期が認められていたら?とか、なるべくどうでもいい事を(笑)。

これを楽しむには、どれだけ突拍子のない事でもバカにしないで考えるのが鉄則ですよー!