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はまねこ&チー MGぐるぐる日記

2歳目前に小児MGを発症した娘と4歳から吃音の息子、その家族の日々です

どーもどもっちゃって10 〜お腹が痛くて学校行けない…について〜

ぐるぐる日記 吃音ニイニ

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△腹痛を忘れて海で波と戯れる聡悟…^^;。

 

久々の吃音についての記事です^_^。こちらはニイニの吃音シリーズになっています。

 

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吃音ニイニ カテゴリーの記事一覧 - はまねこ&チー MGぐるぐる日記

 

先週末の事です。1泊2日で家族旅行に行った際、聡悟が大好きなカツ丼を残し、食欲がない、お腹が痛い…と体調不良を訴えました。夕食のビュッフェもほとんど手をつけず、夜半には高熱にうなされ(「怖い、怖い!落ちる、落ちる!ママ、ママーっ!!」とホテルのベッドで絶叫…苦笑)、何度も叫ぶので私もほぼ完徹…なかなかヘビーな旅でした^^;。彼はきょうだいの中で1番お腹が弱いので、胃腸風邪かなー?嫌だなー、いや、こんなに熱が出るか?もしやインフル?…わー、やめとくれー!な夜でした^^;。

 

彼曰く痛みの波が来るようで、それがない時にはケロッとして遊んでいるのです。そのまま週末を過ごし、月曜の朝も痛がるので学校を休んで病院に行って来ました。でも風邪症状もないし、嘔吐も便秘も下痢もなし。ただただお腹の痛みの波が来るだけなので、「軽い風邪がお腹に来たかな?」とビオフェルミンを出されて帰って来ました。

 

そして学校を休んだというのに、痛みを忘れたかのようにとっても楽しそうに遊び回っています。お腹はどう?と聞くととたんに痛み出す…の繰り返し(笑)。うーん、これは何かあるなぁ…と疑いながらも、火曜も痛いと訴えるので学校を休みました。そして一日中チーを従えて遊んでいます。私も腹痛を訴えている以上、君は病人だ!もちろんゲームはさせられないし、お腹に優しい物しか食わせんぞ!の勢いで、オヤツはチョコもポテチもダメ、鬼まんじゅう作ってあげるからそれを食べな、と病人扱いをしていました。

 

でもやっぱりいわゆる病気ではなさそうなので「お腹が痛いのは、病院に行ってお薬を飲んで治る種類のものかな。それだけ痛みが続いてるのなら、大きな病院でしっかり検査をする必要があるかもしれないよ。でももし、他に気になる事があってお腹が痛い感じがするなら、一緒に考えるから教えて」と、昨日ゆっくり話してみました。

 

すると、初めは「本当にお腹が痛いんだ!」の一点張りでしたが、それを疑ってる訳ではない、お腹は痛むんだよね…と辛抱強く伝えると、途中から「吃音じゃなければ行ってるよ」と言い出したので、やはり心因性の腹痛だったようです。 心因性とはいえ本当にお腹は痛むようで、学校の話題を出したり、お腹はどう?と聞くととたんに痛み出す…という…苦笑。 でも宿題を(イヤイヤながらも…)やって、時間割も合わせている所を見ると、行きたい気持ちと憂鬱な気持ちと、本人なりの葛藤があるようです。

 

よく話を聞くと、前から出て来るクラスの子の名前が…。前回皆の前で吃音に関して話された事は、彼の中ではかなり勇気のいる選択であり、それでも言われる…それが以前よりもダメージを感じているのだと思います。特にひどい言葉を言われている訳ではなく、つまった時に「ハイ、今つまったー!」といちいち指摘されるのが嫌だとの事でした(そりゃ嫌ですわね…笑!)。

 

自分なりにやめて欲しいと色んな言い方をしてみたけど、3日くらいやめたらまた言って来るから嫌になって来たそうです。エレベーターで会ったおばさんに「学校で何が1番楽しい?」と聞かれた時に「放課…!」って前は言ったけど、今は1番怖い時間になっちゃったから、こないだおばさんに会った時に「やっぱり体育」って言い直したの…と聞いて胸が痛みました。

 

こどもにとって、“普通じゃない事”の窮屈さを忘れてたなー!それをもう超えたから、大人は「そんなのたいしたことじゃないよ、君は君だよ!」なんて言えるんだった…とつくづく>_<。教室って狭ーい世界で、みんなが人と違う所を探して「違う、違う!」と指摘し合う…そういう場所でもあったなぁ、と、幼少時代から生き辛かった私としては割とリアルに感じました。今では笑っちゃうような話ですが、私もまつ毛が長いからって「メーテル〜!」と男子から毎日しつこくからかわれて、いい加減うんざりした思い出もあるし(美女なんだから喜べば良かった…)、逆に自分が何気なく面白がって言った言葉で、後になってから「あの言葉に傷ついてた」と友人に言われてハッとした事もあります。

 

ただ、このまま学校に行かないでいても誰にも何も伝わらないし、どれだけ嫌なことなのか相手に分からない以上は解決にならないからお腹は痛いままだよ、○○ちゃんは分かんないから言ってんじゃん?…と話し合いました。どうして分かんないの?嫌だってオレ何回も言ってんのにさ!…うーん、難しい。相手にはそれ程の悪意がないんだろうし、「だってつまってんじゃん。本当の事だもん」と、ただそれだけの話だと思います。からかいをする側とされる側の温度差については本当に難しい所です。どうしたら相手のハートに届くのかを2人で一生懸命考えましたが、なかなか答えが出ませんでした。

 

ただ、言われる側の君は全く悪くないし、そういう事を言うのは痛みを知らないからだろうね。もしかしたら聡悟やママだって知らないうちに誰かにそういう思いをさせてしまってるかもしれないよ。聡悟だってチーが嫌がって「やめて、やめて!」って言っててもニヤニヤしながらやめない時あるじゃん?いくちゃんが怒るまでしつこくからかう時もあるし。ああいう時、どんな気持ちなの?と聞くと「ドキドキしてる」と言うので、「じゃ、それだよ!」なんて、相手がどうしてそうなのかを一緒に考えました(結局答え出ず…ですが…^^;)。

 

「お腹が痛くなって学校休んで、何かそう君にいい事あるかな?」と聞くと、「そうだよ!お腹が痛いのオレ大変だもん!旅行でおいしいご飯も食べれんかったしさ!すごい可哀想だわ、オレ!」と…笑。「しかし、聡悟の身体ってスゴいよね!心が痛い…って言っても伝わらないから、きっとお腹さんが助けに入ったんだよ」と言うと、つくづくお腹をさすりながら「そうだね、ほんとに痛いもんね…」笑。「まぁ話してくれてママは嬉しいよ。話すことってとっても大事だと思うんだ。きっと聡悟も話しながら自分の気持ちがよく分かったんじゃない?もしママに話しにくかったら他の人でもいいよ、とにかく誰かに話すことだね」。仮病と簡単に言いますが、イヤイヤ学校に行く日常をかばうために腹痛まで起こすなんて、休息して一旦考えるのが必要だと教えてくれたような気がします。

 

どうしたい?と聞くと、先生には言わないで欲しい…と強く言うのですが、多分それは前回の話し合いでやめてもらえなかったから、上手く行かない方を想像してしまうからでしょうね^^;。ただ、先生も私も上手く行くように考えるけど、それが全部成功するとは限らない事を理解させないといけません。「あんただって何回も同じ事注意されてんじゃん。何回言わせんの!?…って毎回ママに怒られてんでしょ?それと同じじゃない?きっと○○ちゃんだって、何回も言ってあげないと分かんないんだわ」と言ったら、ちょっと身近に感じたようです。

 

まぁ本人の希望としては大げさな事は何もせず、○○ちゃんと対決(?笑)もせず、ただただ言葉の事で指摘を受けるのだけがやめられたらいいのに…というのが正直な所のようです^^;。でも、学校での楽しい出来事(縄跳びや友達とのふざけ合い、おいしい給食など)が1人の子に真っ黒に塗りつぶされちゃったらもったいないでしょ?そこをまず解決しようよ、と促すと「たしかにそうだね」と少し心が動いたようです。 私は感情的に相手を責めるつもりは全くありません。ただ、相手の繰り返しの言動に、聡悟の足が学校から遠のいているのは事実であり、その痛みについて知るのは相手の為にも大切だとは思っています。

 

そしてやはり今日も学校に行けなかったので、昨日の話し合いについて手紙にまとめ(聡悟は嫌がるので内緒で…)今日長女に届けてもらいます。別に相手のお子さんと直接私が話すのは全然構わないのですが、そうするにしても一応気持ちを伝えておいた方がいいと思って^^。

 

忙しい旦那さんとは突っ込んだ話し合いが出来なかった事もあり、やはり「聡悟!学校行きな!ほら、今なら間に合うよ!早く!」と、朝ちょっと怒り気味に始まったので、慌ててかいつまんで説明し、今日も休ませる事になりました。やはり、休み癖や逃げ癖がつくんじゃないか?学校に戻れなくなるんじゃないか?そのまま“普通”からはみ出すんじゃないか?…と普通の親が普通に心配するような事が心配なんですよね^^;。

 

そうそう。全くの余談ですが、昨日の話し合いの最中、偶然私の母が同席していました。彼女はもう生粋の沸騰型人間なので、話を聞くやいなや「何だと!?どういう奴だ!バアバがぶっ飛ばしに行ったるわ。家どこだ!」とすでに腰を浮かして外に飛び出すような勢いです(いや、これは誇張じゃないんです…まじで…笑)。当人と私で「いやいやいや」と引留めました。後で寝る時になって聡悟が「ママ!今日はほんとに危なかったね!あのままだったらバアバ絶対怒りに行ってたよ」と○○ちゃんの事を心配していて笑ってしまいました。

 

教室の枠内に収まらないでいるのは、そのままイコール“ニート”、“引きこもり”を想像させて周りを不安にさせてしまうようです。実際長女は「そんなん、ずる休みじゃん!私だって嫌な事あったって学校行ってるんだよ!」と朝から非常にご立腹(笑)。マイノリティな選択をするのは決して楽な逃げ道じゃない…とはなかなか伝わりにくいものです。“普通に”学校に行って“普通に”授業を受け、“普通に”お友達と明るく仲良く…それが出来るならそうしたいわ…と願っている、そうは思えなくても無理ないでしょうね。

 

好き勝手に振る舞う事に対するアレルギーは、自分達はルールを守って多少の事なら我慢して生きているのに…と腹立だしい物なのかしら。嫌な学校に泣きながらも連れて行くのは、意地悪をされても負けない心を持つべきだ、いじめられている側が強くなるべきだ、という無言のメッセージのような気がして、ちょっと違和感を感じてしまいます。ただ、だからって学校を批判したり、行くべき場所ではない、と断じるのも違う気がして。もっとゆるく、違ってても認め合えるといいのにな…。あれ、待てよ?それって大人がみんな出来てない事じゃん!うーん、課題だなぁ、と毎度のぐるぐるです。

 

学校に無事に行けるかどうか…もまぁ心配ですが(家にいられても遊び回ってうるさくて大変だし、実際に私に怒られまくっているという、こっちの事情の方が大きい…笑)、どうやって、周りの心ない言葉を卑屈にならずに乗り切って行くかの方をじっくり見守って行けたら…と思います。